インドネシア旅行記

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ジャワ島旅行記

2010年4月30日 サンギラン訪問。そしてジョグジャカルタへ。

朝のレストラン 朝早くに目が覚める。朝日でも出ていないかとテラスに出てみたが空はまだ赤くない。残念。再び寝る。次の目覚めは9:00。ちょっとゆっくりしすぎたかと思ったが、珍しくいいホテルに泊まっているのでチェックアウトまでゆっくりすることにしよう。

 朝食のクーポンをチェックインの際に受け取っていたのでレストランへ。ご飯にパンにおかずが数品目のごく普通のバイキング。ご飯は白いのと茶色いのがあり、おかずはほうれん草の炒め物、牛肉の角切り炒め、細麺の焼きそばなど。牛肉はゴムのようで麺はぐちゃぐちゃ。これで最高級ホテルか… あとはコーヒーがまずい。このホテルに限ったことではないがインドネシアではうまいコーヒーに出会わなかった。香りはほとんどしないし、飲むと薄くてほとんどコーヒーの味がしない。(泥水ってこんな感じか!?)

大型トースター ここでびっくりしたのはトースター。今までは食パンを穴にセットして、横のフックを下に下ろして焼きあがったら上がってくる形式のものしか見たことがなかった。ここでは電子レンジより少し大き目の機械で、その中で網がベルトコンベアのように回転している。奥が熱くなっているので網の上にパンを置くと焼けてパンが落ちてくる。(説明がしっくりいかないので写真を参照して下さい) この形式だと必然的に機械が大きくなるし、網が回転するときに結構な音が出てうるさいから流行らないだろうなぁ。

プールサイドにて 食後はプールサイドでぼーっとしたり、部屋に戻ってインターネットしたり、日記を書いたりしていたらあっという間にチェックアウト時間。フロントに鍵を返し、綺麗な世界から再び混沌とした世界へ戻る。

 今日はサンギラン博物館に行く。博物館の近くでジャワ原人の化石が発掘され、その実績で世界遺産に指定され、今は発掘された化石を展示しているそうだ。 スラカルタから近郊の町カリジャンベまでバスが出ているようなのでバスターミナルまで歩くことにした。

スラカルタにて迷い中 暑い。ホント暑い。火傷した腕を守るため黒い長袖のウィンドブレーカーを着て歩くのは苦行である。ガイドブックの地図を頼りに歩くこと30分。全くバスターミナルが見つからない。さすがにおかしいと思って近くに歩いていた人を呼び止めて確認すると戻れと言う。適当に教える奴もいるからと、他の人に聞いても戻れと言う。なんと!歩き過ぎたようだorz

 戻り始めるも既に迷っていたので歩行者や店の人にバスターミナルはどっちだ、どこだと聞き続けて1時間。最後は降参して輪タクを使ってようやくバスターミナルへ到着。そういえば私の持っているガイドブックの別名は地球の迷い方だった・・・忘れていた俺が馬鹿だった。

スラカルタのバスターミナル バスターミナルではサンギランと聞いてくる奴がいたのでそうだと答えるとついて来いとバスターミナルの外へ。おかしいと思い俺はバスで行くんだがと伝えるとそいつがバイクチャーターと言い出したので断って再びバスターミナルへ戻る。他に何人もサンギランと声をかけてきてバイタクで行けとうるさいので、俺はバスが好き、バスを愛してる。だからバイタクは不要だと熱弁を振るい撃退。他の人に どこからカリジャンベに行くバスが出ているか聞いてようやくバスターミナルの奥まったところで待っていたバスを発見。なんか疲れた。

サンギラン博物館入口 ここからバスに乗り約30分でカリジャンベだ。ちなみにこの町にバスターミナルはないので車掌にサンギランに行くことを伝えて降ろしてもらうと良いだろう。ここからサンギランへは残り3キロメートル。バイタクが何人かたむろしていたので値段交渉開始。向こうの言い値は往復で50,000RS。こちらが片道だけでいいから10,000RSだと言うと片道なら30,000RSだと。駄目だ、高い、高い、嫌だ、それなら歩いていくと繰り返し伝えようやく30,000RSまで下がる。よし、じゃあ20,000RSだと言うと他のバイタクからもアメリカ人、中国人、日本人に関係なく30,000RSと横槍が入る。よしわかった、25,000RSと伝えると再び3万、ノー2万5千というやりとりが繰り返され結局おっちゃんが根負けした。

サンギランの展示。怖い… ここからバイクで約10分。マンモスの牙のレプリカで作られた門をくぐり、やっとサンギラン博物館へ。この博物館は狭い展示室が2つだけある。展示も多くない。第二展示室の入口で名前と国籍を書いたら日本語の冊子を渡された。1996年に上野の国立科学博物館で行われたピテカントロプス展のパンフレットだった。展示室では警備員がこれがピテカントロプスだと教えてくれる。そうか!こいつが上野まで来てたのか!そんな感動はあったが全体的にこんなもんかという感じ。

カリジャンベからサンギランへ向かう道 博物館の敷地内には食堂と土産物屋があったが特に声もかけてこない。バイタクが待っているところまで行くと他のバイタクの兄ちゃんに遺跡発掘現場まで行くかと声をかけられたが断って元のバイタクの後部座席に乗りさっとカリジャンベまで戻る。来るのは骨が折れたのに滞在わずか30分也。あー、しんど。

 カリジャンベでスラカルタ行きバスを拾って町へ戻る。スラカルタでの用事は済ませたのでジャカルタへ帰らねば。いざ駅へ!ただ道に迷い体力を消耗していたのと、もう迷うのは嫌だったので輪タクでのんびりと向かった。

コンビニにて スラカルタから夜行でジャカルタへ戻ろうと考えていたが、駅の周りに時間を潰せそうな場所が無かったのでジョグジャカルタまで戻ってそこから夜行に乗ることにした。きっぷを買って列車に乗り込むのは2回目なので今回はスムーズにこなし、来た時と同じグレーとクリーム色の列車でジョグジャカルタへ戻る。

 ジョグジャカルタで夜行のきっぷを買い、馴染みのマリオボロ通りでショッピングモールでぶらぶらしたり、線路沿いにある麺屋で飯を食ったり、南アフリカワールドカップのノベリティ商品が大量に売られているコンビニの入口にある休憩スペースで日記を書いたりしながら汽車の時間を待っていた。

 コンビニで緑茶を買ったのだが砂糖が入っていて甘い…そうだ外国では緑茶も砂糖入りで飲むんだった。油断した。

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