ブラジル旅行記

トップページ -> ブラジル旅行記 -> 旅行記一覧

サンルイス旅行記

飛行機 暑い。立っているだけで汗をかく。この湿気のある暑さは日本と同じだ。市街から離れたサンルイスの空港を出てそう思った。飛行機から見たサンルイス近郊は緑色の木々とくねくね曲がった茶色い大河に遠くに見える大西洋が印象的だった。空港の観光案内所で地図をもらう。案内所の姉さんと話していたら男が話しかけてきて俺はタクシー運転手で他の客を乗せていくからついでにただで乗せてやるよと言う。姉ちゃんも乗って行けばと言うので彼の言葉に甘える事にした。

建物初老の恰幅の良いブラジル人2人と相乗りしてセントロへ。タクシーにはホテルの送迎タクシーのシールが貼ってあった。セントロで他の2人は降り、私は頼んでいないのに何故か安っぽい宿へ連れて行かれる。彼も一緒にレセプションまで来てこの宿が一番安いんだと私に言う。確かに安かったが他に見たい宿があったのと彼の前で決めたら手数料をよこせと言われそうな予感がしたので断る。宿を出たら案の定彼は「10RSよこせ。空港からタクシーで来たら普通は25RSかかるんだからな」と言ってきた「無料って言ったから乗ったんだよ。ホテルから金もらえるんだろ」と無難に撃墜。苦い顔をして彼は去った。どこへ行ってもこういう輩はいるもので。。。(苦笑)

道宿を決め散策開始。北にあるセー教会の周辺やバスターミナルの近くは綺麗な建物が多い。少し南へ歩くと色がはげて汚い建物が多い。セントロの通りは25センチ×10センチ程度の石が敷き詰められている。Grande通りが最も栄えているようで衣料品、電化製品などの大きな店が立ち並び歩行者が多い。狭い路地にはアクセサリなどを売る露天が出ている。店の前を通ると店内からクーラーの効いた風が吹いてくる。久しぶりの感覚だなぁ。

遊園地川沿いには夕方から開園する遊園地がありジェットコースター、フライングシップから悲鳴が聞こえてくる。日本と比べるとかなり小さいがここではそれで十分という事か。

夜になると町は雰囲気を変える。19:00になると店は閉まる。Grande通りでもこの時間になると露天が撤去され店も閉まってしまう。昼間たくさん歩いていた歩行者が減り赤っぽい街灯が町を照らす。街灯が無い通りもあり危ない雰囲気が漂う。元々夜遊びはしないので夕食をホテル近くのレストランで食べ、いつも通りすぐに休んだ。

サンルイス写真館

サンルイス (São Luis)

地図 ブラジル北東部、大西洋に面するマラニョン州の州都。人口約70万人。17世紀にフランス人によって建設された。1997年より世界遺産に指定されている。

湿気のある暑さが印象的な町。旧市街のコロニアル風の街並みと北にある海岸が見所か。黒人系の人が多い。

各主要都市とバスで結ばれているがどこも遠く12時間以上かかってしまう。時間が無いか移動の嫌いな人は飛行機を使った方が良いと思う。

トップページ -> ブラジル旅行記 -> 旅行記一覧


inserted by FC2 system