日本旅行記

トップページ -> 日本旅行記 -> 旅行記一覧

諏訪散策記

雪景色 自転車で駒ヶ根市にある訓練所を飛び出す。 電車が来るまで30分。余裕はあるが早く着いた方が良い。 天気は曇り。アルプスの山の中から雲が発生しているかのように山に雲がまとわりついている。

今日は諏訪へ行く。諏訪大社へ行きたいと思ったからだ。 諏訪大社の歴史は古く日本最古の歴史書古事記に登場する。 国譲りで有名な大国主の息子が主神として祭られている。

諏訪大社の写真はこちら

電車には余裕で間に合う。車中でうとうとしていたらあっという間に岡谷に着いた。 すぐに電車は岡谷を出る。次は下諏訪。そう思っていたら次の駅はみどり湖という聞いた事のない駅。 あれ!?急いで車内の路線図を見る。 あ!岡谷で乗り換える必要があったのか!? 仕方ないのでみどり湖駅で降りる。

間違って行ってしまったみどり湖駅 戻りの電車は1時間後。この駅は無人駅で周りに店どころか何もない。 待っているのもつまらないので散歩。雪が降ったばかりなのだろう木の枝に雪が乗っている。 山を眺めると一面真っ白でまるで水墨画のようだ。 電車が来るまでずーっと歩き回る。無事に電車に乗り予定より1時間遅れで下諏訪へ着いた。

諏訪大社には社が4つあり下諏訪には下社と呼ばれる春宮と秋宮がある。 下社には下諏訪駅からそれぞれ歩いて20分程度で行く事ができる。 まず駅前の観光案内所へ行き地図をもらう。 上社の情報聞こうと思ったがわからんと言われる。確かに上社は上諏訪と茅野にあるけどちゃんと連携して教えてくれるとありがたいんだが。

まず春宮へ。駅から歩いて15分。境内には神楽殿、拝殿がある。拝殿は所々に見事な彫刻が刻まれている。奥にある本殿はこぢんまりとしていた。とても静かな所だ。

春宮から秋宮への道は所々に寺社、石塚、温泉があり良い雰囲気だ。秋宮は春宮とほぼ同じ造りだ。境内は秋宮の方が広い。参拝客が多く祝詞を詠む神職の声や太鼓の音が鳴り春宮とは打って変わって賑やかである。 参拝を済ませ上諏訪へ電車で向かう。

かりんちゃんばす上諏訪でもまず観光案内所へ。バスの時間を聞いたら今行ったばかりで次のバスは75分後だと。 郵便局で金をおろして飯食って時間をつぶす。 本宮へはかりんちゃんバスという市内循環バスを使う。上諏訪駅近くのマクドナルドの斜め前に止まる。1乗車200円。 これで駅から約45分だ。

途中、諏訪湖畔を通るが美術館が沢山ある。芸術かぶれ(?)している人等が美術館を見に行っている。 仏像やら建築には興味あるんだけど現代芸術っていうのに疎遠なおいらにはわからん世界だ。

諏訪大社本宮本宮の表参道は工事中だった。脇の入口より入る。 御柱祭で使われる御柱が所々に立ち、神楽殿には正月だけ叩かれる大きな古い太鼓が置かれている。 ここも参拝客が多い。太鼓の音や祝詞の声も聞こえてくる。

本殿に行くまでに回廊を通るのだがここの彫刻がビューティフル。 諏訪大社はどこもかしこも繊細な彫刻があるから嬉しくなる。 行って良かったねホント。

国重要文化財に指定されている拝殿に近付く事はできない。 遠目に見て垂唾物の彫刻が!!!う〜む残念。

境内の中に大国主命を祭る社があり、ここの主神が大国主命の息子である事を再認識。 参拝が終わった頃には既に時間は15:00。天気は相変わらず曇っている。寒い。吐く息も白い。 道は凍っていないがシャーベット状になった雪が残っている。

バスが来るまで時間があったので参道のみやげ物やで時間をつぶす。 まばらに客が入っていたが店員は暇そうだ。 店員同士でぺちゃくちゃ話している。 饅頭やらサブレやらよくありがちなみやげ物をさっと見てバス停へ戻る。

諏訪ステーションパークバスは諏訪ステーションパークという大きな郊外型ショッピングモールで15分程停車する。 運転手に外に出ても良いと言われたので少し店を覘く。 諏訪にもこんな所があったとはな。ちょっと見直したぞ諏訪。

バスは上諏訪駅へ戻り、電車で駒ヶ根へ戻る。 帰りは乗換えがないので間違えなかったぞ!やったね♪(爆)

トップページ -> 日本旅行記 -> 旅行記一覧


inserted by FC2 system