茅ヶ崎駅の相模線ホームへ向かう通路にて
茅ヶ崎から相模線で橋本まで行き、横浜線に乗り換え八王子へ。そこから八高線に乗り高麗川で乗り換えて高崎まで行く予定。
ホームで待っていた四両編成の205系の座席は八割ほど埋まっていた。空いている座席に座る。発車アナウンスがあり、電車はゆっくりと進み始めた。今日は北風が冷たいが青空が広がり気分が良い日だ。
宮山駅到着時に寒川神社はここが最寄り駅とアナウンスがある。神社の名前を聞いたことがあると思いどんな所か気になったので途中下車してみる。
寒川神社の門の飾り
駅を出て右に曲がって一〇分弱歩くと、左手に新しい鳥居が見える。鳥居から拝殿までは三〇〇メートルもない。思っていたより狭い。参拝客はそこそこ多いが混雑で身動きがとれなくなるほどではない。門に辰の飾りがされていて、楽しげな感じがする。
高速道路の向こうに山が見える
さっと参拝を済ませ、来た道と違う道で帰ることにする。土地勘は全くないが何とかなるだろう。少し歩いて左手にコンビニを見つけ、地図を立ち読み。コンビニの裏の道を行けば駅の近くに出られるようだ。ジュースを買い、飲みながら駅へ向かう。このあたりは関東平野の端なので東京都心部と違い山が見える。雄大な富士山も見ることができるが建設中の高速道路が邪魔して風情も台無しだ。今後人口が減って車が減るのに未だ高速道路を拡張しようとする非効率な考え方は何とかならんのかね。
茅ヶ崎行き相模線
宮山を出発し、予定通り橋本で横浜線に乗り換えて八王子へ。次の八高線は一五分後の発車。駅の外に出てコンビニでパンを買い余裕をもって戻る。出発前に写真を撮ろうと撮っていたらゆっくりと電車が出発。そういえばどこかで出発のメロディが鳴っていたような。。。
こんなの撮ってたら乗り遅れた・・・
北風吹く駅のホームのベンチに座り、パソコンで過去の写真を整理しつつ待つ。四〇分後、八高線の209系四両編成の高麗川行きは発車する。相模線と同じく、八高線もドアの開閉は自動で行われず、都度乗客がドアの横にあるドア開閉ボタンを使って操作する必要がある。ローカルな感じだ。
高麗川駅ホームで発車を待つキハ110系と209系
約一時間で高麗川に到着。ここに来るまでの間に陽が傾き、寒さが厳しくなってきた。さらに駅前は何もなく気分的にも寒い感じに。川越線とのターミナル駅なのに、さすがローカル線。
川越まで行って、戻ってから高崎まで行こうと考えたが、寒いのと腹が減ったのとでこのまま高崎に向かうことにした。
ここから高崎の二駅手前の北藤岡までは非電化区間で単線だ。ホームにはディーゼル車のキハ110系の三両編成が待っている。三〇分ほど待ち、高崎へ向けて発車。二駅ほど進んだところで日が暮れた。
停車駅で車内から駅を
北上するにつれて車内から人が少なくなっていく。停車駅も無人駅が多く、小さな待合室とSuicaをタッチする機械だけがあるシンプルな駅が多い。
走り去るキハ110
高崎線と合流する倉賀野駅の手前で上野行き高崎線と接続すると車内アナウンスがあった。時間が遅かったので予定を変えて下車する。キハ110は高崎へ向けて走り去った。さて帰るとしよう。