日本旅行記

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仙台北部ドライブ記

<一日の始まり>瑞巌寺山門
元々は庄内に住む友人宅へ仙台に住む友人の車で行こうと思っていたのだが雪の為、中止になってしまった。 そういうわけで仙台の北の松島、石巻、登米へ行く事にした。

<松島>
ここへ来るのは3回目。別にお気に入りの場所では無いが仙台を訪れた時にはいつもここに来ている。 冬に来るのと車で来たのは初めてだったが駐車場に止まっているたくさんの観光バス。船着場に停泊している遊覧船。そして行き交う大勢の旅行者達は今までと変わらない。

瑞巌寺参道瑞巌寺という寺がある。伊達政宗ゆかりの地だ。今まで存在を知らず行く事がなかったが今回初めて行く事にした。 山門をくぐり薄暗い杉並木を通り受付へ。券売機で入場券(\700)を買い、中へ。寺域は木々に囲まれ古刹らしく落ち着いた雰囲気だ。 ここの本堂にある彫刻や襖絵は非常に見事な物として有名である。

まず本堂へ行く。入り口で靴を脱ぎスリッパへ履き替える。中へ入ると板張りの廊下は寒々としていた。 欄干、天井の彫刻、襖に描かれた素朴な水墨画、金屏風に描かれた鮮やかな絵画など噂通り見事な物であった。 この後庫裏、宝物館を周り受付の外へ出る。参道を少し外れると石窟らしき物と西国33ヶ所の観音像が並んでいる。

瑞巌寺から出て食堂で飯を食う。 これがひどい所だった。いつまで経っても水を持って来ない。店員は愛想悪い。容器が底上げされていて量が少ない。 こういうひどい店があると観光地の印象が悪くなるのは当然。もう松島へ足を運ぶ事は無いだろう。

<石巻>
石井閘門 運河資料館

国の重要文化財に指定されている石井閘門を見に来た。 閘門とは「運河などで、高低の差のある水面に船を進ませるため、水位を調節する装置」(講談社国語辞典より)の事である。 ぱっと見る限りあまり水門と見た目は変わらない。

近くに駐車場があり車を止める。石井閘門は旧北上川沿いにあり静かな雰囲気だ。資料館があったので行って見る。電気が点いていないので閉まっているのかと思ったが入口の自動扉がちゃんと開いた。中へ入る。

内部には運河・閘門の映像や情報端末がある。 情報端末にクイズがあったのでやっていたら長い髪の女性館員がパンフレットと椅子を持って来てくれた。 客は友人と私だけ。展示が一般受けする物ではないだけにいつもこんな感じなのだろうか? 何やってても良さそうだが、ヒマすぎて私にはできそうにない仕事だな。

旧水沢県庁舎<登米>
到着は夕方。曇っているので薄暗い。明治時代に建てられた木造の建物がいくつか残っている所だ。 代表的な建物は旧登米高等学校校舎や旧水沢県庁舎だ。現在はふたつともに博物館として使用されている。

旧高等学校校舎は上から見ると形が凹型になっていてへこんでいる所が校庭だったようだ。 校舎は木造で和風っぽいのだが所々に白壁やテラスがついていてモダンさを醸し出している。 薄暗い中に佇む木造の建物は美しく明治時代に行ってしまったかのような感じを受けた。

旧登米高等学校校舎旧高等学校校舎の隣に現在使用されている小学校の校舎がある。 その校舎は白いモルタルの無機質な何処にでもある学校と変わらない外見。 折角だから旧高等学校校舎を真似て作れば良かったのに。

そろそろ帰ろうと思い車へ戻る途中、4〜5人の坊さんが集団で托鉢していた。 日本で集団で托鉢しているのを見るのは初めてだ。まだまだ日本でも見ていない事がたくさんある事を再認識した。

<一日の終わり>
友人が愛用しているカレー屋(コ○壱)へ行き友人が良く食べるというフィッシュカレーを食べる。 コ○壱はカレーの種類がいっぱいあり辛さも選べてなかなか面白い所だ。 毎日は通いたくないけども。。。

食事が終わりホテルの近くまで送ってもらう。 さて、腹も一杯だし寝るかな。

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