今年最初の紅葉は日光にある静かな湖畔の色付いた並木だった。11月上旬のどんより曇った空の下、湖から冷たい風が吹いてくる。既に落ち葉だと思っていたが見られて良かった！
次は『紅葉見に行こうよう』そんな気分になったので、11月下旬に西東京の紅葉スポットへ。
まずは高尾山。新宿発の京王線はたくさんの乗客を乗せ山へ向かう。そして高尾駅。中央線で来た乗客が更に積み込まれ身動きができなくなる。最近9:00頃家を出ているので通勤よりも酷い状態。
電車はようやく終点の高尾山口駅へ。風呂桶の栓を抜いたときの水のように大勢いた乗客は階段でしばし留まり最後は全て下り階段に吸い込まれる。駅から登山口まで無秩序で騒々しい行列が続く。
そんなこんなでやっと着いた高尾山。一年ぶり二度目の訪問。今回は稲荷山ルートで登山。登り始めは渋滞で全く進まなかったが少し進むと人は多いが歩けるようになる。そして約45分で頂上へ。頂上からは富士山が良く見えた。遠くから見ると綺麗な山だ。行くと臭いけど。
頂上滞在は5分。下山は寺を経由する一号路。かかった時間は40分。登る人、多過ぎ、しかも広がりすぎ。下山する人の道は開けようね。
次は高尾から西八王子までの甲州街道を歩く。このあたりはイチョウ並木が続いている。
この日はちょうど祭があり、クラシックカーのパレードが出ていた。その最後尾にはレッカー車。なるほど！
ここでカメラが電池切れして死亡。予備バッテリーの充電を忘れてた。最初は壊れたと思ってがっかりしちまったよ。
そして最後は立川近くの昭和記念公園。初めて来たがとにかく広い。間違いなく東京ドームより広いぞ。
カメラはないが紅葉を瞼に焼き付けようと入園料を払って中へ。広場近くの黄色く色づいたイチョウ並木、そのて足元に広がる黄色い絨毯のような落葉、日本庭園の池に写る赤、黄の木々、手入れの行き届いた見事な盆栽のある盆栽園など見所満載。紅葉の季節はお勧めできる場所だ！
そして日が変わって雨空の上野公園。所々緑が残った黄色のイチョウ並木を歩く。ひらひら舞いながら落ちる濡れた葉に儚さと優雅さを感じた。
11月最後は青空の神宮外苑。ここも黄色いイチョウ並木。地面は落ち葉が折り重なって足元も黄色。そしてひどい灰色の人ごみ。 来る前にカメラのレンズを換えたらゴミが付着。なので帰って気付いた写真の黒いしみ。う〜ん残念。
そして今年最後の紅葉は新宿御苑。広い園内に赤、黄、緑の木々。そして寂しい枯木。寒い日だったので植物園に退避と思っていたら閉鎖中で残念。
今年の紅葉はこんな感じでした。来年はどんな紅葉が見られるんだろう♪